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若者はロックに、ギタリストはマーシャルに走る

若者はロックに、ギタリストはマーシャルに走る
カテゴリ:  エレキギター  

ギターやベース、ドラムといった音楽を始める年齢というのは人によって様々ですね。
自分がエレキギターを始めた頃は、確か中1くらいだったと思います。
大人になってから楽器を始める人はともかく、中高生のうちに楽器を始める人というのは、多くの場合、真っ先にロック、ハードロック、パンクといったジャンルに食いつく人がとても多い印象がありました。
なぜ若者は真っ先に惹かれていくのでしょうか。

退屈だったクラシックギター

自分がギターを始めた時に最初に手にしたのはクラシックギターでした。
その理由は「家に置いてあったから」。
ギターをちゃんと弾いてみたいと思い、ギタースクールに通い始めた時に自分はエレキギターが習いたかったのですが「まずはクラシックギターを学びましょう」と言われました。
それからのクラシックギターの授業や練習は正直言って退屈でした。

半年くらいしてもう嫌になったので「エレキギターをやらせてください!」とお願いしてエレキギターの授業に変わりましたが、やっぱり楽しかったです。
歪んだ迫力のあるギターサウンドに取り付かれて、どんどんうまくなりたいという高いモチベーションもあり、毎日しっかりと練習していました。

なぜ若者はロックに惹かれるのか

なぜロックに人は惹かれるのでしょうか。
ただ単に歪んだギターの迫力や音が気に入った・・・とそれだけではないと思います。
ロックのルーツが反社会的なメッセージを乗せて歌ったものであることを考えると、長い歴史の中で「ロック=アウトロー」という連想が遺伝子のように音楽の歴史として刻まれていったのだと思います。
人って八方美人ないい子ちゃんより、ちょっとワルの要素が入ったアウトローに惹かれますよね。

特に若い人というのは、持て余すくらいにエネルギーをたくさん持っていて、日々刺激を求めています。
そんな人たちには、テレビなどで聴き慣れたポップスよりも、激しく迫力のあるロックサウンドに興味を持つのでしょう。
かくいう自分もそうでした(笑)
今のご時世はロックもありふれていますので、若い子達がどういったジャンルに惹かれていくのかは分かりませんが、音質的にはしっとりマイルドなものより、とがったものを好むのではないかなと思います。

なぜギタリストはマーシャルに惹かれるのか

エレキギターのギタリストは音作りの関係もあり、基本的に使うアンプにはこだわりがあります。
そして、ギタリストのうち、多くの人がJC-120(いわゆるジャズコ)派とマーシャル派に分かれます。
若い世代ほどJCよりもマーシャルを好むような印象があります。

これは、マーシャルの持つ暖かみのある歪みサウンドが魅力的なのももちろんですが、JCの歪みが壊滅的によろしくないというのも要因でしょう。
加えて、若い世代の人たちは生きてきた年数が低い分、音作りの経験や知識が高くない傾向もありますし、機材に使えるお金が少ないので、必然的にマーシャルアンプに惹かれるのかもしれません。
高校の文化祭とかでバンドを組むと、大抵マーシャルアンプの取り合いになったりしましたね。

大人になってからだと、文化祭のライブを観る時は逆にJC-120の歪みが、懐かしさと学生の一生懸命な感じが個人的には好きですが、それは文化祭ライブという状況と、懐古主義(おっさん?)に染まってしまったということなんでしょうか・・・(笑)



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