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毎日たった5分！それでもギターの練習を継続することの難しさ

ギターを弾くことは、ギタリストの方にとってはとても楽しいものです。
仕事などと違って楽しいことだから24時間365日だって頑張れるはず・・・しかし、そんな訳がないのが人間です。
今回はそんなギターの継続の難しさについて考えてみます。

毎日5分だけ練習してしよう

ギターを上達させるためには週1回何時間も弾くよりも、毎日欠かさず5分弾く方が上達の近道と言われています。
もちろん毎日何時間も弾くのが一番なのでしょうが、それができる環境にある人というのは限られているのでここでは触れません。

毎日5分はとても難しい

毎日とはいえ5分…しかも自分が好きなギターを弾くこと…一見とても簡単そうに見えますが、実際にやってみるとこれがとてつもなく難しいのです。
「そんな訳ないじゃん」と思われる方は試しに3ヶ月続けてみてください。
それで達成できる方は、努力の才能・能力が恐ろしく高いです。

なぜ毎日5分弾くことがとても難しいのでしょうか？
それは人の飽き性と後回し精神によるものだと思います。
人というのはどんなに好きなことでも、それをずっと続けていると飽きがくるものです。
どんなに熱中していることでも、やらない時間がないと新鮮味がなくなり興味が和らいでしまいます。

忙しさと後回し精神

それに加えて、人はちょっとでも腰が重くなると物事を後回しにする性質があるからです。
例えば、仕事や用事で一日中外出していて、疲れて帰ってきた時。
くたくたの体を奮い立たせてギターをケースから出してチューニングして、5分間演奏する…たったそれだけのことが疲れている時は負担になります。

「今日はいいや」と思ったり、その日は頑張っても、その次の日に「昨日頑張ったし今日はいいだろ」と早送りしてしまいがちです。
そのため、飲み会や何かのイベントで家に帰ってくるのがすごい遅くなる日というのは注意が必要です。

たった一日の空白が危険

たった1日の空白なら大したことないと思うかもしれませんが、今まで完璧にこなしていたのであれば、この1日は非常に重たくなってきます。
人は継続してきたことをやめるには抵抗があり、勇気が必要です。
しかし一度継続をやめると、その状態に瞬時に慣れてしまう生き物です。
1日でも弾かない日を作ると、弾かない日があることに慣れてしまい、ブランクを空けることへの抵抗がなくなり、そのブランクはどんどん増えていくのです。

気づけば1週間まるまる弾かなくなり、それが2週間、1ヶ月と広がり、ギターの腕がどんどんなまっていきます。
そうなると、もう一度気合いを入れ直しても、しばらくは毎日弾いてもまたすぐに間隔が空くようになってしまいます。
たった5分であっても毎日継続することはとてつもなく難しいことなのです。

生活のリズムに組み込むことが大切

継続するコツとしては、主に2つが思い浮かびます。
それは弾くことを義務づけすることか、生活のリズムに組み込むことです。

前者は、例えば仕事や学校であれば、基本的には休まず通います。
それと同じベクトルにギターを弾くことを置くように自分に言い聞かせることで、義務感を持たせる方法です。
しかしこれは自分をある意味で洗脳する必要があることと、義務＝ネガテイブなイメージにあるものを、大好きなギターと結びつけてしまうことは考えものかもしれません。

そこで、生活の一部に組み込むことがベターだと思います。
毎日、歯を磨く、ご飯を食べる、お風呂に入るといった生活のリズムに組み込むことで、特定のタイミングが来ると、条件反射的にギターを弾こうという流れに持っていきやすくなります。

自分の毎日やるルーティンにギターを弾くことを組み込んでみてください。
最初は定着させるために、特定の時間にアラームをかけるなどすると効果的かもしれません。

ギタリストにとって継続は力なり

毎日ギターを弾くことで、ギターとの一体感が高まり、非常に繊細な部分の技術に差が出ます。
ギターはドラムなどと違い、毎日触ることが容易な楽器です。
自分のギタリストとしての成長に直結しますので、頑張りましょう。
まさしく「継続は力なり」です！

タグ：アマチュアバンド・アーティスト

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