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バンドのコーラスってギター・ベース・ドラムの誰がやるべきなのか?
バンド活動をしていると、コーラスの必要性を感じてくる時が多々あります。
コーラスとはボーカル以外のパートの人が、ボーカルのメロディラインに合わせて高さの違うメロディを重ねたり(ハモリ)、伴奏の一部として独自のメロディを歌うことを言います。
さて、一般的なバンドメンバーには、ボーカル以外にギター・キーボード・ベース・ドラムというパートが主に存在しますが、コーラスを担当するべきはどのパートなのかを考えてみます。
コーラスでバンドサウンドに広がりを
その前にバンドにおけるコーラスの必要性を考えてみましょう。
バンドサウンドというのは基本的に、ギターやキーボードといった中音~高音を担当する楽器、低音域を担当するベース、リズムを担当するドラムの音の組み合わせによって構成されています。
ボーカルと他の楽器と決定的に違うのは、人の声か楽器の音かという違いです。
ボーカルのメロディに音圧や迫力がほしい時や、アクセントとして印象つけたいような場面においては、ボーカル以外の声、つまりはコーラスがあるとバンドサウンドの幅が大きく広がります。
メロディをハモリでより惹きたてても良いし、掛け声などをコーラスとして使うことでリスナーを巻き込んだパフォーマンスに持っていきやすくなるなど、バンドとして一歩上のレベルを目指すのであれば、やはりコーラスは必要とも言えます。
ぶっちゃけ、メンバー全員が出来るべき
では、本題の「誰がコーラスをやるべきか?」について自分の考えを述べたいと思います。
そもそもコーラスというのは、どのパートがやらなければいけないという決まりがある訳でもなく、やれる人がやるものであるとは思いますが、「メンバーみんなが出来る状態にしておくべき」と考えます。
「出来る状態にしておく」というのは、「コーラスというもの自体を身につけておく」という意味です。
実際にコーラスパートがあったとして、それを他のメンバー全員が同時にコーラスで歌うと、ボーカルをかき消してしまうので、そういうケースはほぼありません(特にハモリのコーラスは)。
実際には1人、多くても2人が同時に歌うシーンがほとんどです。
コーラス出来るパートがコーラスをやる
なぜ楽器隊の全員がコーラス自体を出来るようにするべきなのかというと、コーラスは基本的に楽器を演奏しながら行うものだからです。
各楽器の演奏内容は、1つの曲の中でも1小節、1テンポごとに目まぐるしく変わり、難しい部分と簡単な部分が混在しています。
演奏が難しい部分において、コーラスをしながら演奏をこなすことは難しいため、コーラスパートの部分の演奏が簡単なパートの人によって持ち回りで行うことが望ましいからです。
ただし、ドラムに関してはリズムキープがまず第一のタスクとなります。
コーラスのせいでリズムが乱れてしまっては元も子もありませんから、ドラムがコーラスをやるシーンというのは他のパートでコーラスまで手が回らない場合に限定するべきとも思います。
歌えないものは歌えない
また、コーラスというのは歌うこととイコールです。
そのため、コーラスの音程を出せないメンバーがいることもあります。
出せる声の範囲は人によって様々であり、高すぎたり低すぎたりして出すことが出来ない場合は歌えないので仕方ありません。
その部分は他のパートが担当するかコーラスを取りやめるかという選択肢しかありません。
全員が出来ると、バンドが格好良く見える!
バンドメンバー全員がコーラスを出来ることで、コーラスがほしい時に演奏曲に組み込みやすくのはもちろんですが、全員がコーラスを出来ることによるバンドの一体感や、バンドレベルの高さの明示にもつながります。
またフロントマン全員にコーラスマイクがあり、みんなで歌う時の迫力や格好良さといったら見事なものです。
歌うことに抵抗があったり、自信がなかったりで楽器を始めた方というのは、コーラスに対しても強い抵抗心があるかもしれません。
幸い、コーラスというのはレコーディング音源でもなければ、ボーカルほどくっきり聴こえる訳でもありませんし、バンドに対する批評の対象になることもまずありません。
バンドの手助けをするくらいの軽い気持ちで良いので、コーラスの練習をしてみてはいかがでしょうか。
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