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ドラマーにとって一番大切なことがリズムである理由

バンド活動をやっていると、またはライブなどの演奏を聴いていると、楽しいと感じる時と感じない時があります。
今回はドラムというパートに絞り、ドラムに一番必要なものとその理由について考えてみます。
ドラムはバンドの大黒柱
バンドというのは、1つのリズムに各パートが合わせることで、音のルールや整合性を保っています。
その1つのリズムというのが、ドラムを叩くリズムなのです。
つまり、バンドのリズムをコントロールするのはドラムの役割であり、まさしくバンドにとっての大黒柱なのです。
ドラムに大切なのは派手なリフでも、スティック回しでもなく・・・
そんな大黒柱とも言えるドラマーに各パートが求めるのは、派手なリフでなければ、複雑に叩くテクニックでもなければ、スティック回しでもありません。
とにもかくにもリズム感です。
正しいリズムに乗った正確な刻みなのです。
バンドの大黒柱として、このリズムの部分がズレてしまうとバンドサウンドのまとまりが無くなり、もっさりとした歯切れの悪い演奏になってしまいます。
それはつまり、バンド自体のノリが合わなくなってしまうことも意味しています。
これがドラマーにとって正しいリズム実現が一番大切な理由であると自分は強く思います。
もちろん、ドラマーも人間ですから、メトロノームやパソコンで演奏するドラムのように100%正確なリズムというのはほぼほぼ不可能です。
しかし、ドラマーとしてのうまい人とそうでない人の差は、ビートをどれだけ正確に叩けるかであると、ギターとして外から見ている人間としては強く実感します。
正確な刻みとは
ちなみにですが、この記事で言及している正確な刻みとは、楽曲のBPMのビートにドラムを叩く瞬間がピッタリと合致していることを指しています。
後ノリや前ノリというものがあるにしても、それが統一されていることが大事です。(音によって後ノリだったり前ノリだったりとバラバラでない)。
そんなことくらい知っているよという方も多いとは思いますが、それを実現できているドラムの方が少ないのもまた事実です。
重要となるのはハイハット
ドラマーが表現するドラムの中で一番重要なパートは、個人的にはハイハットだと思います。
バスドラムやスネアももちろん大切ですが、刻みが一番反映されるのが、8ビートや4ビート、16ビートで刻まれるハイハットなのです。
ハイハットを叩く間隔が一定でないと、やはりリズム感が良くないという印象を与えてしまい、バンドサウンドの統率や演奏のクオリティへの影響が大きいです。
また、リズムも大切ですが、オープン/クローズのメリハリも大切です。
8ビートや16ビートの刻みでは、クローズはしっかりとクローズされないと、キレが生まれず、疾走感を感じ取れません。
リズム隊が安定するとバンドのレベルは跳ね上がる
ドラムが正確なリズムを刻み、ベースがそれにしっかりと合わせることでバンドに一体感が生まれます。
これでギターやボーカルに大きな問題がないと、演奏がぐっと引き締まり、バンドのクオリティが一気に跳ね上がります。
いかにもなアマチュアバンドと、プロかと思うくらいなバンドとの大きな差はここにあると自分は思います。
ドラムはリズム以外にも、バンドの感情のメリハリを表現するという大きな役目もありますが、まずは正確なリズムを刻むことに腐心してほしいというのは、率直な思いです。
エモーショナルなドラムであっても、それでリズムがブレブレであれば、リスナーの心に響く可能性は狭まってしまいます。
逆に何も派手なことはしなくても、しっかりと正確なリズムを刻んでくれるドラマーというのは、聴いている人が気持ちよくなりますし、一緒にやっているバンドメンバーとしてはその正しいリズムに乗せることほど楽しいことはないのです。
それくらい、ロックやポップのバンドにとってリズムというのは大きなウエイトを占めている超重要事項なのです。
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