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バンドでプロを目指し、失敗した時に失うものとは?

バンドでプロを目指し、失敗した時に失うものとは?
カテゴリ:  バンド   音楽ネタ  

市場としての音楽業界が縮小されてきていると言われている昨今、それでも音楽で飯を食う、音楽を仕事にしたいと志すいわゆる完全プロ志向とも言われるバンドマンはたくさんいます。
そんな彼らは一見安定しているように見える将来を捨てて、叶う可能性の方がはるかに低い厳しい世界に飛び込んでいきます。
今回はそんな彼らがその活動をし、残念ながら夢が叶わず、諦める時に得ること、失うことについて考えてみたいと思います。

得るものは、普通の人とは違う経験

音楽を仕事にすることを諦めてしまった場合に得るもの、失うものを考えてみます。
失敗した時に得るものというのは本当に人それぞれだと思います。
が、それでは記事にする意味がないので、サラリーマンなどでストレートに働き出した人達が出来ない経験をしていることではないでしょうか。

ライブや音楽に限らず、ステージの上に立つというのは明らかに非日常であり、誰もが出来る経験ではありません。
ましてや趣味バンドがライブするようなシーンと違って、自分の将来を賭けてシビアなステージに登ること、そしてその過程で得た充実感や満足感、そして苦しさや悔しさというのは何物にも代え難い貴重な財産です。
加えて言えば、成功するために自分で考えて行動し、自分で決定を下していく能動的な経験も人として大きな経験です。

またその中で出来た友達やファンといった仲間、そして人脈というのはその後に活きてくるんじゃないかと思います。
だから自分を賭けたバンド活動に誇りを持って頑張ってほしいなと強く思います。

失うのは時間

では失敗した時に失うのは何でしょう?
それは時間に他ならないと思います。
「何だ、時間か」と思うかもしれませんが、時間と命というものは何があっても取り返しのつかない存在です。

特に日本においては、時間へのシビアさというのは非常に重いです。
人が生活していくにはお金が必要になり、音楽を仕事に出来なかった場合には他の仕事をすることになります。
そこで音楽に賭けた期間が長ければ長いほど、他の仕事への門は確実に狭まっていくものなのです。

時間は残酷なほどに公平

普通というと語弊があるかもしれませんが、どこかの会社に属してサラリーマンとして働くなら、若い方が明らかに有利です。
若くないなら業務経験が求められます。

音楽を諦めた方がそういう普通の仕事を探す場合には、新卒という若さと業務経験のどちらも持たずに探さなければなりません。
それは一見、不公平に見えるかもしれませんが、新卒というタイミングを逃し、音楽での成功を目指して活動している間に、就職活動をして仕事をこなしている人達がいるので、不利になるのは至極当然とも言えます。
そう意味ではこれはまさしく公平であり、事実です。

だからそんな彼らに負けない自分になれるような意義深いバンド活動をしてほしいと思いますし、本当に本気で活動している人というのはガッツがあると思いますので、そういう不利な状況もひっくり返すことも出来そうです。
また、「捨てる神あれば、拾う神あり」というように、その過程で得た人脈から仕事を得ることもあるでしょう。

プロを目指すには覚悟が必要

バンドに限らず、その道のプロを目指すということは大変なことであり、それには覚悟がいるものです。
自分はその覚悟がなく、音楽を仕事にすることはせず、就職してしまいました。
音楽を趣味とし、ワイフワークとしたことに対しては満足感を持っていますが、それでも覚悟を持てなかったことに後悔がないとは言えません。
だからこそ将来をバンドに賭けて活動しているバンドやアーティストのことを尊敬していますし、成功を祈っています。



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