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ボーカルが聴こえないバンドは8割は演奏陣が悪い

ボーカルが聴こえないバンドは8割は演奏陣が悪い
カテゴリ:  バンド   ボーカル   エレキギター  

うまいバンドとそうでないバンドの違いを考えた時、自分が思うのはバンドサウンドがプラスなのかマイナスなのかの違いであると考えています。
バンドの音作りというのは非常に重要な要素ではありますが、その始めの一歩である「ボーカルがちゃんと聴こえる」を実現出来ていないバンドがとても多いのが実情です。
今回はバンドのボーカルの音量について語りたいと思います。

ボーカルが聴こえないバンドは魅力がないと同義

バンドというのは基本的に、ボーカルが主役です。
ボーカルのソロアーティストはいても、他のパートのソロアーティストというのは滅多にいません。
(いるとしたらピアニストやバイオリニストでしょうか)
プロのバンドのメンバー人気を考えればほとんどのバンドで、ボーカルが一番知名度が高く人気が高いものです。

バンドの宿命というのは、ボーカルの魅力をいかに引き出し、リスナーに届けるかと言っても過言ではないほどです。
バンドにおいてボーカルの声が聴こえないというのは、ボーカルが惹き立たない、魅力が伝わりようもない、つまりはそのバンドに魅力がないということと同義と言っても良いほどです。

ボーカルの声量には限度がある

ボーカルの声が小さいからと言って、もっと大きな声で歌うように言うのはナンセンス過ぎます。
現段階で声がスムーズに出せていないとしても、その改善には一日二日で出来るようにはならないです。
それに歌を歌う際には、声量をうまくコントロールして歌っていますので、声を張って音量を上げたとしたら、歌のクオリティに大きな影響を与えますし、喉に負担をかけてしまいます。
また、ボーカルの音を拾うマイクというのは、音量を上げるとハウリングが起きてしまうので、他の楽器などに比べると音量を上げることができません。

音が大きいことが良い演奏という勘違い

ライブとかでもボーカルが聴こえないバンドというのは、総じて楽器隊の音量が大きすぎます。
音量が大きい方が迫力が出て、よりエモーショナルに聴こえるという考えもあるのかもしれません。
全くの間違いではありませんが、やはり音量の見直しを考えた方がよいでしょう。

ある一定の音量を越えた演奏というのは、耳障りになりますし、体にも負担がかかります。
あまりライブに慣れていない一般のお客さんならなおさらです。

ボーカルに合わせた音量調整を

ライブはスタジオ練習でボーカルが聴こえるようにするには、楽器隊にボーカルをついて来させるのではなく、ボーカルに楽器隊が合わせる必要があるのです。
ベースやギターは、自分の音がハッキリ聴こえることよりも、ボーカルがハッキリ聴こえるように音量を調整しましょう。
特にギターはギターソロもありますし、バンドの華という意識もあるのか、音量が大きすぎる人が非常に多いです。
ギターの音量はPA側である程度は上げることが出来るため、控え目なくらいに設定するのが丁度よいです。

ドラムについては、音量調整は自分の腕で行う必要があります。
必ずしも力いっぱい感情まかせに叩けば良いというものではありません。
ボーカルの声量に合わせた音量で叩けるように気を配りましょう。
音量を揃えることでバンドサウンドに一体感が出ます。

ボーカルを目立たさせるために何が出来るか

バンドサウンドの完成度を高め、バンドの魅力を知ってもらうためには、まずボーカルがしっかりと聴こえるようにする必要があります。
そして、ボーカルが聴こえない場合のほとんどの場合は、他のバンドメンバーに原因があることを今回は紹介しました。
しかし、これはあくまでスタートラインです。
バンドというのはボーカルの魅力をいかに引き出し、お客さんに伝えるかに尽きると言ってもよいでしょう。
バンドの音量を整えたら、次は音の質やアレンジなどを突き詰めていくことでバンドのレベルは上がっていくと思います。



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