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ライブハウスの平日の集客方法・利用用途を考えてみた

ライブハウスの平日の集客方法・利用用途を考えてみた

ライブハウス・・・その中でもいわゆるハコ系と呼ばれるライブハウス・イベントスペースをレンタルする場合には、当たり前ですがそのほぼ全てで利用料金がかかります。
ただし、その料金もプランに分かれている施設も多く、中でも平日、特に日中は利用料金を抑えて貸してくれる所も多いです。
せっかく安く使えるのであれば使わねば損!ということで、ライブハウスの平日の利用用途を考えてみます。

平日を利用できるのはどんな人?

前提条件として、ライブハウスなどの音楽施設を平日に利用することが出来るのはどんな方々でしょうか。
例え夜にイベントを行うのであっても、リハーサルなどの関係で音楽施設に入るのは夕方くらいからになるところが多いです。
そのため、平日に働いている社会人の方には利用が困難です。
そうなると限られてくるのが、授業がない日の学生・フリーター・主婦(主夫)と幼児・定年後の方・自営業・平日休みということになります。

お客さんを呼ぶイベントか否か

ライブハウスを借りてイベントをやる場合には、お客さんを呼ぶ興行か、そうでないかの場合に分かれます。
平日利用においては、この違いが大きな意味を持ちます。
興行でない場合には、リハーサルやサークル活動・同好会といったように様々な用途が考えられますね。
普段の料金よりも手頃な料金でレンタルできるうえに、予約も取りやすい(だから安いとも言えます)のも大きなメリットです。
平日の昼に活動が可能な人達にとっては嬉しい状況ですので、積極的に利用していきたいですね。

興行の場合は集客が困難

しかし、一方でお客さんを呼ぶことを目指す興行の場合には、ライブハウスの平日利用の場合には非常に難しくなります。
というのも、平日の日中というのは仕事や学業に励んでいる人が非常に多いこと、またライブハウスで開催されるライブイベントにお客さんとして来てくれる層というのもそれに重なるためです。
平日夜であれば、仕事や学業を終えている人が増えてきますが、日中はそうもいきません。

いくら利用料金が安いとは言え、お客さんを呼ぶことが目的の興行でガラガラの客席というのはやはり寂しいです。
そしてお客さんを呼べなければ、チケット代が入りませんので自分たちの出費も大きくなってしまいます。

呼べる客層に特化したイベントを

それでも平日日中に利用をするとしたら、ライブハウスに足を運ぶことが出来る客層にヒットするイベントを開催することが一番近道でしょう。
主婦(主夫)と幼児の方例えば、ヒーローもののような衣装での演奏に特化したキッズ向けのイベントや、俳優のようなイケメンを集めた音楽イベントなど、そのターゲットに特化することが大切だと思います。

自分達が手持ちのコンテンツの中でターゲット層を選別して決定しても良いですし、先にターゲットを決めてからコンテンツを生み出したり、それにマッチするパフォーマーを探すという手法もあります。

来れない客層を強引に来させる

逆に普段、平日日中には足を運べない層を、仕事や学業を休ませてでも来てもらえるようなイベントで利用するというのも有効な手段です。
(学生の方は学業はおろそかにはしないでくださいね・・・)
これは開催するイベントや出演者・バンドなどを強烈に支持しているいわゆる信者とも呼べる熱いファンか、とても知名度があり希少性がある場合には有効な手段です。

例えば、ビートルズが平日昼間にライブハウスに来てライブをするというのであれば、どんなことをしても休みを取って足を運ぶ人がそれなりに多いでしょう。
もちろん、それでも休めない人や休まない人も多く、絶対的な数は少ないかもしれません。
しかし、平日日中に開催されるイベントというのは非常に少ないため、ライバルも少ないということにもなります。

それぞれのメリット・デメリットを考えて

ライブハウスでの各料金プランや、その日程でイベントを開催することにはそれぞれメリットやデメリットがあります。
大切なことはまずはそれを理解し、対策を練ることです。
メリットをより伸ばすのか、それともデメリットを軽減するような仕掛けを考えるのか。
それを整理出来れば、ライブハウスの平日日中利用というのも有効活用することが出来ると思います。



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