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日常で音楽を聴く8つのシーンとその効能・処方箋
音楽を聴く人にとっては、日常生活と音楽は切り離せないものだと思います。
ふとした瞬間に音楽を聴いて、充実した生活が送りたいものですね。
でも音楽っていったいどんなシーンで聴くものなのでしょう?
そしてそのシーンごとに適した音楽や聴き方について考えてみたいと思います。
通勤・通学
「行きは明るい音楽で景気づけ。帰りは聴きたい音楽を」
行きの通勤・通学というのは精神的に憂鬱なものです。
しかも朝が得意でない人にとっては眠たく、正直かったるいものです。
行きの通勤・通学では明るくテンポの良い楽曲をかけて、心身を目覚めさせ、心を励まさせましょう。
一方、帰りは心身ともに疲れてはいますが、解放感でいっぱいだと思います。
自分が今、聴きたい音楽を思う存分かけて、心をリフレッシュさせて家路につきましょう。
通勤ラッシュ時には音漏れで周囲に迷惑をかけてはいけませんので、音量は控え目に。
歩いている時
「音楽を聴いてはいけません」
せっかく散歩をするのであれば、音楽を聴くのは控えましょう。
屋外の開放的な空気や景色、自然の音を楽しみながらゆっくりできるように、音楽をかけない方が良いと思います。
また、どこか目的地に向かっている際にも音楽はかけない方が安全です。
背後から車が迫っているかもしれないですし、ひったくりや連れ去りに合ってしまうことも無いとは言い切れません。
特に夜間、女性の方の場合は周囲に気をつけましょう。
自転車に乗っている、サイクリング時
「音楽は決して聴いてはいけません」
サイクリング時にイヤホンで音楽を聴くことは、道路交通規則などにひっかかる可能性があります。
また自転車を運転するということは人を轢いて死なせてしまうことも、自分が車や障害物にぶつかって死んでしまうこともある、責任も危険もある行為なのです。
自分も自転車はよく乗りますが、決して音楽は聴かず、常に周囲に気を使うようにしています。
安全第一のためにも、音楽は決して聴いてはいけません。
車でのドライブ
「BGMまたは同乗人との会話のネタに」
車を運転している時、または車に乗っている時というのは音楽を聴く良い機会です。
とはいえ、運転にも集中しなければなりませんし、車のエンジン音やロードノイズなどの音もあり、音楽を聴ける精度というのはあまり良くありません。
そこで気分を盛り上げたり楽しくするためのBGMとして流すのが最適です。
同乗者がいる場合で、同じく音楽が好きな場合には音楽を語るための会話のネタとしてみたり、あまり会話が弾まない相手であっても音楽を流しておけば、音楽を聴いているというニュアンスで嫌な沈黙になりません。
そういう意味でドライブと音楽は非常に相性が良いと言えます。
勉強や仕事の最中
「歌がないクラシックや、外国語の歌を」
勉強や仕事の最中というのは、集中して取り組む必要があります。
そのため、このシーンにおける音楽の役割というのは、心身をリラックスさせながら、集中力を高めることです。
頭を使って考えている際に集中力を乱されるものはなんでしょうか。
それはメッセージ性のある言葉や、メリハリの強いリズミカルな音楽です。
一方、柔らかい音使いで歌詞がないクラシックなどは集中を促進させる効能があると思います。
(眠気を誘う原因にもなりますが・・・)
塾やオフィスでもかかっているのは大抵クラシックで、まれにジャズなどが流れているくらいだと思います。
もし、歌がある歌をどうしてもかけたい場合には、日本人にとって日本語は、頭に入ってきてしまい、音楽を「聴いて」しまいますので、外国語の歌にしましょう。
体が疲れている時
「音楽は聴かずに体を休めましょう」
音楽を聴くという行動は思いのほか、体を疲れさせるし、負担もかかります。
体が疲れている時は音楽をかけるのはやめ、静かな空間で体を休めましょう。
慣れてくれば、沈黙という時間もとても楽しむことが出来るようになります。
眠る前
「落ち着いた優しい楽曲を。テンションが上がる曲は避けましょう」
寝つきが悪い人や、眠る前まで音楽を聴いていたい人においては、音楽もプラスになるかもしれません。
音楽のリズムというのは、人を興奮させることも落ち着かせることも出来ます。
寝る前にテンションの上がる曲を聴くと、楽しくなって興奮状態になってしまい、余計に眠れなくなってしまいます。
心を落ち着かせるためにも、落ち着いた優しい楽曲を聴くようにしましょう。
オススメなのはオムニバスのJazzのアルバムです。
Jazzの揺れるリズムや、なめらかで適度なメリハリのある音楽は眠気を誘います。
この時のポイントは、聴こえるか聴こえないかくらいの小さな音量で聴くことです。
寝る時というのは周りも静かなので小さい音量で十分ですし、音量を上げて眠気を妨げてもいけません。
自分なりの音楽の効能を見つけよう
今回紹介した8つのシーンと、それぞれの音楽の効能については、あくまで個人的な考えや一般論に基づいた一例です。
音楽との距離感や考え方、効果については人それぞれだと思いますので、自分だけの音楽の処方箋を見つけてみると面白いと思いますし、音楽をより楽しむことが出来るでしょう。
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