HOME  >  プラスワンのサウンド!ポップスというジャンルの繊細な魅力とは?

本ページはプロモーションが含まれています。

プラスワンのサウンド!ポップスというジャンルの繊細な魅力とは?

プラスワンのサウンド!ポップスというジャンルの繊細な魅力とは?

ポップスというのはとても幅広いジャンルであり、様々な雰囲気の楽曲が世に出回っています。
そして、ポップスはロックとの線引きが難しいのですが、その基準の一つにギター、ベース、ドラムといったバンドサウンド以外の楽器の音が入っていることがあります。
今回はそんな構成面でのポップスの魅力を考えてみます。

バンドサウンドにプラスをするのがポップス

基本的にポップスと呼ばれるジャンルの楽曲には、エレキギター、ベース、ドラムというバンドサウンドに楽器をプラスすることがセオリーです。
例えばアコースティックギターや、ピアノ、ストリングスや、ブラス、鍵盤などが挙げられます。
そういうプラスワンのサウンドがバンドサウンドに絡むことで生まれるものがポップスの大きな魅力と言えます。

より繊細な風景描写や心情描写を

楽器が表現出来る音というのは、音色(おんしょく)とメロディーです。
そして一つの楽器が表現出来る音には制限があります。

ギターは音作りの幅が広い楽器ですが、それでも全てを表現出来るほどの万能な楽器ではありません。
(むしろ、そんな楽器は存在しませんね)
バンドサウンドから解放・拡張することで、表現出来る幅が大きく広がります。
そして、楽曲が伝えたい感情をより繊細に鮮明に表現することができます。

例えばクリスマスをテーマの楽曲であれば、ベルやオルゴールといった音色を使うことで、クリスマスらしさを表現しやすいです。
他にもバラードであれば、ストリングスやピアノの音を使うと、より感動的で壮大なサウンドに仕上がりやすいものです。
シーンに見合った楽器を自由に加えることが自然に出来るのも、ポップスという自由度の高いジャンルならではと言えます。

プラスワンがもたらす複雑さ

何かを得れば何かを失うとはよく言いますが、楽器の幅が広がることによる弊害があるのもまた事実です。
音楽というものは、ジャンルによる優劣はありません。
あるのは得意と不得意だけです。

ポップスは繊細な音楽を表現しやすい一方で、シンプルさや簡潔さは難しくなります。
楽器が増えるということは、それぞれの楽器のバランス採りが難しく、ハーモニーもより複雑になる傾向にあるからです。
そのため、聴く人の心にダイレクトに響くポップスを作ることは高いレベルでの技術と感性が必要になります。

分かりやすさと懐の深さがあるポップス

どんなジャンルであってもクオリティの高い楽曲を作ることは難しいです。
それは、世間にありふれていて大衆じみていて、音楽好きから何かと批判されがちなポップスだって同じことです。

ポップスは楽曲の世界観をより明確に分かりやすく表現できる一方で、複雑なハーモニーが織りなす懐の深い、または味わい深いサウンドを持ち合わせています。
しかし、それはシンプルと奥深さのバランスを取ることが難しいということとイコールでもあります。
一世を風靡したポップスの名曲も、そのような視線で聴いてみると、また新しい発見があるかもしれません。



このエントリーをはてなブックマークに追加



同じカテゴリの記事一覧


コメント

[+]コメントする

*・・・必須項目
お名前:
コメント(300文字以内)*

※コメントの入力文字数は300文字までです。
※コメント投稿の際は注意事項に同意したものとみなします。




最新記事

人気のある記事

カテゴリ

タグ




提携リンク

理結とハルさんのバンド入門講座
【理結とハルさんのバンド入門講座】






▲ページトップへ