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aikoやMr.Childrenが懐メロになる日
音楽番組でよく取り上げられる懐メロ。
過ぎ去った時代の名曲が流れると、なんともノスタルジーな気持ちになりますね。
今回はそんな懐メロについて考えてみます。
懐メロとは?
懐メロとは、「懐かしいメロディ」のことでWikipediaには下記のような説明があります。
懐メロ(なつメロ)とは、ある程度年月の経たかつての大衆歌謡で、聞くとその歌が流行した頃が懐かしく思い出されるような歌の総称。“懐かしのメロディー”の略語で、狭義には1930年代 - 1950年代まで大衆歌謡の主流であった「流行歌」の俗称。
※Wikipediaより引用
また日本レコード協会に問い合わせたというExciteニュース様の記事には、下記のような回答が返ってきたそうです。
「懐メロですが、当協会で定めている基準等ございません。懐かしいと感じるメロディーは人それぞれですので、どこから、というのは定義が難しいものかと・・・」
※exciteニュース「懐メロ」は、いつから「懐メロ」になるのかより引用
つまり懐メロとはいつ頃の音楽、またはどのような音楽という明確な定義がある訳でもなく、ただ昔に流行した歌のことを指しますが、一つだけ確かなことは、今現在ではなく過去に発表した曲であるという点です。
お父さん・お母さん世代以降が適当?
個人的な考えとしては、懐メロの定義というのは下記の3点が当てはまるのではないかなと思っています。
・今現在の10代があまり知らない曲・アーティスト
・お父さん・お母さん世代以降(30代後半~)が10代~20代前半の頃に流行した曲・アーティスト
・歌詞の内容が過去の文化によって描かれていた曲
年代・年齢的に過去である点もそうですが、歌詞にはその時代ごとの文化が描かれています。
例えば、ダイヤルを回すなんていうのは、スマホが当たり前の今の若い人には通じない文化であり、その時点でもはや古き良き懐かしい時代の作品とも言えるのではないかと思います。
あの有名アーティストも過去になりつつある
今、第一線で現役でバリバリに活動されているバンドやアーティストもやがて過去になり、懐メロにカテゴライズされていく日が来ます。
個人的に衝撃的だったのが、2017年3月現在の時点で、中学生や高校生と会話する機会がありましたが、なんとMr.Childrenやaiko、Lar'c-en-cielといったアーティストの存在を知らない、または存在自体は知っているけど曲は全然知らないという子が多かったことです。
彼らは1990年代~2000年代に日本のポップシーンで躍動し、今はもはやベテランの域に達していること時代は間違いありませんが、それでもまだ一線で活動されていて、CD販売などのランキングにも食い込んでくるモンスターバンドです。
それがもはや過去の存在になりつつあるということで、自分が古い人間というカテゴリに足を突っ込んでいるのだと痛感させられました。
さきほど上述した懐メロの定義に当てはめて考えてみると、もはやaikoやMr.Childrenももはや懐メロになる日も近いのであろうと容易に想像がつきます。。
今、全盛期とも言える時期を迎えているBUMP OF CHICKENやRAD WINPSなどもいずれ懐メロになり、中高生だった方たちも古い人間になっていくと思うと、時間の流れの凄さを感じずにはいられません。
その時はもはや自分は生きる化石になっているのかも・・・。
懐メロで生き残るのは名作の証
とはいえ、時間が経って古びていくことは何も悪いことばかりではありません。
ワインが時間を得るごとに価値が向上していくのと同じことが音楽にも言えると自分は思います。
今現在を生きている音楽と比べると、過去の音楽というのはその時間経過につれて濃度が濃くなっていくのです。
これは、メディアの露出や人々の話題に上ることが減っていき、名曲がさらに淘汰されていくことを意味します。
そのため、今も懐メロとして取り上げられる楽曲というのは、まさしく長い間人々から愛されている、または音楽シーンの歴史に残った名曲の証であると言えるのです。
そんな音楽を親と子、上司と部下といった異なる世代間と聴くことで、その時の時代の話を出来るし、逆に今の若い世代の音楽に触れることが出来る・・・そんなノスタルジーなひとときを過ごすというのはなんとも意義深く、素晴らしいことであると自分は思います。
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