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バンドマンのモチベーションを高く保つコツとは？

バンド活動というのは、モチベーションでその成果が大なり小なり変わってくると感じている方も多いでしょう。
漏れなく自分もその一人です。
そこで、今回はバンドマンがモチベーションを高く保つコツを考察します。

とはいえ、本来であればモチベーションという安定しないものに効率や結果が左右されてはなりません。
バンドでプロを目指している方であれば尚更です。
モチベーションが下がったから「下手になります」「曲が作れません」「パフォーマンスもノレません」と言ったところで周りは納得しないでしょう。

モチベーションは制御しなくてはならない

しかし、バンドマンだって機械ではなく、人間です。
そして何よりバンド活動というのは創造的な要素を持つクリエイティブな活動とも言えます。
だからこそモチベーションややる気といった具体的でないものに、クオリティが左右されてしまいます。
モチベーションを高めることがバンドにとってプラスになるのであれば、バンドマンはそれを高く保つように制御しなければならないのです。

モチベーションを保つ大原則

モチベーションを保つための大原則は、「進化や変化を体感し続けること」です。
挫折したまま壁を突破できなかったり、変化のない停滞したバンド活動はマンネリや諦めを生み、その活動を鈍化させます。
しかし、自分の成長を体感したり、満足のいく作品を創り上げたり、お客さんが増えたり、人脈が広がったりするポジティブな変化は、よりその活動を充実させたいというエネルギーが湧いてきます。

横方向の変化を取り入れることが◎

大切なことは、上方向または横方向の変化を実感できる環境を整えることです。
特に成長したり、お客さんが増えたりといった直接的な成果向上・・・つまり上方向の変化はモチベーションを高く保ち、さらに上げていくためには最大の要因となります。

しかし、バンド活動はそんなにうまくいき続けるものではありません。
むしろ、挫折や失敗といったようにうまくいかないことの方が多いものです。
そこで大切なことが横方向の変化です。

新ジャンル・新バンド・新しい会場・・・

横方向の変化とは、今の自分にないものを積極的に取り入れる変化のことです。
コピーバンドであれば、別のアーティストの楽曲をコピーしてみたり、オリジナルバンドであれば、新しいジャンルに挑戦してみたりすることです。

また、バンドマン単位で見れば新しいバンドを組んでみたり、セッションに出向いたりして、新しい人脈やネットワークに触れることも大きな刺激となります。
他にもいつも同じところでライブやイベントでやっているのであれば、別のところに進出してみたりするのも良いでしょう。

新鮮な環境というのは、下がってしまったモチベーションを回復させるためには非常に有効な手段です。
とはいえ、横にばかり行っていたのでは、本来の自分たちを見失うリスクもありますし、壁を乗り越える強さが身につかないという懸念もあります。
そのため、上方向の挑戦も変わらず続けるのがコツと言えます。

時間とモチベーションの関係性

時間というのはモチベーションに大きな影響を与えます。
時間がほとんど経っていない状態というのは、期待に溢れていてため、放っておいても高いモチベーションを維持することは出来ます。
しかし、新鮮さが薄れ、マンネリになってきてしまうと、あるタイミングで下降線をたどり始めるようになります。
人によって個人差はあるものの、大体がこういうものだと認識しておくことが大切です。

明確な目標を設定する

モチベーションを高く維持することを助けるのは「情熱」です。
バンドが好き、メンバーが好き、音楽が好きという確かな想いは、やる気の源となるからです。
とはいえ、情熱だけではモチベーションを保つことが難しいのもまた事実です。
永遠に燃え続けるモチベーションを持っている人というのはそんなに多くはいないのです。

そこで、バンド活動における明確な目標を設定することで、その情熱が消えないようにすることがポイントです。
目標があれば、その目標をどうすれば達成できるのかを考えることで、高いモチベーションを保ちながらバンド活動を行うようになります。

情熱という炎に、目標というガソリンを注入することでバンドマンとして高いモチベーションを維持することが出来ます。
そして、それが良い成果を生み、また情熱が強くなるという好循環の環境を作ることを試してみてはいかがでしょうか。